こんにちは。
医療職のライフキャリアサポートをしております徳嶋美希です。
すこーし寒の戻りがありましたが、とはいえ3月も半ば。
お昼はポカポカとあたたかいですね。
お散歩がてら、おやつを買ってきました。

今日はこれを食べながら、お迎えまでの残り30分でだだーっと綴ります。
自分という素材はそのまま使う、が正解
起業したい。個人で活動したい。と思ったとき
一番最初に出てくるのは「とはいえ、自分には何にもない。」といった考えではないでしょうか。
その背景には「失敗しない道を進みたい」があり、もっと深ぼってみると「カッコ悪い自分を見たくない」という心理にぶち当たるように感じます。
わたしたち医療職は国家資格を持っていて、その資格を使って仕事をするから、それなりのお給料を得ていますよね。
だから自然と、「何もない自分」を補うために資格を取りたくなるし、学問的に何かを身につけたくなる。
でも、新しく取った資格で、その資格を使った全く別の働き方をしたいわけじゃなくって(美容師免許をとって美容師として働く、とかではなくって)
自信を持った“自分”でお仕事をしていきたい。
カッコ悪くない自分でいたい。
んですよね。
でも、でもですよ。
自分って、資格をとったところで何も変わらないし、ニガテが補強されるわけではないんです。

「みきちゃんって理学療法士だし、理系だよね?」
と聞かれるとギクっとしてしまうほど、じつは数学が苦手で。
だけど、自分でビジネスもしているし起業やキャリアのサポートもしてるから、「数学が苦手だなんて恥ずかしい。」って思って、すんごいマーケティングと呼ばれるものを勉強しまくったり、そのための養成講座を受講したり。
自分のニガテを埋める努力をしてきたんです。この2年間。
だけど、苦手が得意になるどころか、わたしって欠如してんな〜っていうのが浮き彫りになるだけで、本当に辛かった。
そこで、「難しい横文字を使うのやめよう」って、できない自分を認めて、難しいーーービジネス用語をそのまんま理解しようとするのをやめてみたんです。
自分の言葉に置き換えて、じっくりと考え始めてみたら・・・
もう、驚くほどすんなりと!マーケティングについて理解できるようになったんです。

わたしは数学や論理的に物事を理解するのはそこまで得意じゃない。
だけど、文章から繊細な背景を読み解くことはできるし、行間も読める。
言葉を扱うのは好きだし、相手の心に届く文章を書くこともできる。
そこに気付いてからは、「数学が苦手な自分が人を導くなんて」って思いは消えたし、自分だからサポートできることにも気づけました。
マーケターの森岡剛さんと、林修先生の対談のなかで、「定数を動かそうとするからダメなんだ」とおっしゃっていたのが胸に響きます。
数学が苦手で、「定数」について、理論的には理解できていないわたしだけど、
「自分のニガテを埋めようと努力するのは、遠回りだ」
「もっと自分の素質を活かせ」
と教えていただけたんだろうな。
カッコよく定数やら変数やら、という言葉は使いこなせないけど、
わたしはこれからも、お客様の“素質”を、誰よりも信じながら、素質を活かせる働きかたを一緒に見つけていきたいな、と思ったのでした。
さて、お迎えに行ってきます。
今日もここまで読んでくださりありがとうございます。
徳嶋美希