やさしく学ぶマーケティング講座

【やさしく学ぶマーケティング講座④】 個人事業主はSNSをどう使う?

やさしく学ぶマーケティング講座

第4回目の本日は・・・
個人事業主はSNSをどう使う?
というテーマでお送りします。

「そもそも、マーケティングってなあに?」という方、「SNSって必要なの?」と感じておられる方は……こちらから①と②の記事を先にお読みいただけますと、ぐっと理解が深まりますよ。

さて。
前回の記事で、サービスが売れる過程での、SNSの立ち位置のお話をしました。

要約すると…
サービスが売れるには、お客様からの信頼を蓄積していく必要があります。ですが、SNSだけでは信頼を蓄積しにくいというお話しでしたね。

じゃあどうやって、お客様と出会っていくのか?
どうやって、お客様とのつながりを深めていくのか?

そんな視点から、「インスタグラム」を例に挙げて、使い方のポイントをお話をしていきます。

まず最初に…
インスタグラムの機能の整理からしていきましょうか。

インスタグラムには、以下の機能があります。

・フィード投稿(画像のスライド投稿)
・リール投稿(ショート動画)
・ストーリーズ(24時間で消える)
・インスタライブ

そして兄弟関係にあたるアプリで「スレッズ」というものもありますね。

これらをどう使い分けていくのか?
どんな違いがあるのか?

ここで大事になってくるのが、この図形です。
🔻 🔻 🔻


「はじめまして」とあなたを知る認知。
ここで活躍するのがSNSです。と前回お伝えしましたが、細かく分類すると、

2025年4月現在。
リール投稿・スレッズが、認知
フィード投稿・ストーリーズ・インスタライブが、興味

にあたるツールだと覚えておくといいです。

 

どんどん外部に出て、新しい方と出会いたいときはリールやスレッズを。
いまいるフォロワーさんからの信頼を貯蓄していきたいときは、それ以外の機能を使う。

と使い分けてみてくださいね。

次に出てくる疑問が、
「投稿する内容は変えた方がいいのか?」

 

これは持論ですが…
サービスを届けたいお客様層と、発信を届けたい層に乖離が生まれないようにすることが大事です。
ですから、リールだからといって、奇をてらう必要もないのです。

私の場合は…
サービスを届けたいお客様=発信を届けたいお客様が、読みたい内容ってどんなものだろう?力になれる投稿ってなんだろう?という視点から、内容を考えて、

これならリールの方が届きそうだな。
これならフィードの方が届きそうだな。

とリールを使うか、フィードを使うか検討しています。

最後にストーリーズについてお話ししますね。

ストーリーズは、これまでお話ししたのとはちょっと毛色が違っていて…

・基本的にフォロワーさんにしか見られない
・フォロワーさんの中でも、特に自分に興味を持ってくれてる人がどんな人かわかる
・1対1の距離感が近い
・24時間で消えちゃう
・リンクを貼れる

という特性があります。
ですから、自分のお客様層はどんな方で、何を求めている(だろうか)を分析でき、なんなら直接やり取りもできちゃう。

信頼や距離感をグッと縮めることのできるツールだということです。

アンケート機能、スタンプボタンなど読んでくださっている方とのコミュニケーションを図りやすい機能もあるので、それをうまーく使っていくのもいいですよね。

私の場合、プライベートの投稿ばかりにもならず、更新しました!だけにもならず、圧が強すぎる内容だけにもならず…程よい塩梅を意識しながら投稿しています。

自分の想いとか、自分の人となりを温度感高く届けられるのがストーリーズだなと思っているので、普段はなかなか語らないような「自分の想い」を届けていくのもいいですよね。

とはいえ自分のエゴ発信にならず、せっかく読んでいただけるなら、「読んでよかった〜」と思ってもらえる内容もちょこっと盛り込みたいですしね。難しい。

何事にも共通しますが、絶対にこうすればいい!という答えはありません。
とくにSNSは流行り廃れが激しいので、今はこの方法が良くても、半年後、1年後には全く違う可能性だって大いにあるのです。

大事なのは、流行のノウハウを掴むことではなく、自分と自分のお客様にとっての最善を模索し続けることだと思います。

気づいたらもうすぐ2000文字!
次回も続けて、「発信」についてのお話しをお届けいたします。

・何を書けばいいの?
・なんか緊張して無理…

という方にぜひ読んでいただきたい内容です。

毎週金曜日の19時には、LINEを配信しています。
もう少し実践的な内容を、わたしやお客様のエピソードを混ぜながら2000字程度で書いています。

この記事を気に入ってくださった方はきっと相性がいいはず。

こちらからぜひご登録くださいね。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!

 

徳嶋美希