自分ではたらく

理学療法士が個人で活動・起業する最初の一歩の踏み出し方

こんにちは。
医療職のライフキャリアサポートをしております徳嶋美希です。

私はこれまで、2軒の整形外科クリニックで産前産後リハビリを立ち上げたり、個人で理学療法士として執筆・監修をしたりママ向け教室を開いたりと、幅広く活動をしてきました。

こちらの記事では、クリニックの立ち上げや、個人での活動をしていくにあたって「何をどう考え、どう行動してきたか」についてご紹介したいと思います。

 

その前に一つだけ。

クリニックでの立ち上げに関してはもちろん、個人での活動をするにあたっても、周囲の方の協力や賛同がなければ自分の思いだけでは、理想を叶えることは難しかったと思っています。

 

 

そ・の・う・え・で…!

 

どうやって協力者と出会えたのか?というところもお話ししていきますね。

 

やってきたことはこの3つ

①プレゼンをした
②とにかくやってみる精神で行動した
③自分の心と定期的に向き合った

こうやって書きだすとすごく普通のようですが…
1つずつ細かく説明させてくださいねー!

クリニックで初めて産後リハビリを立ち上げることになった2年ほど前から、ウィメンズヘルスに関する学びを始めていました。もっと運動器疾患について学びを深めたい!という思いで、総合病院から転職し、整形外科クリニックに就職しました。

 

それまでは、回復期リハビリテーション病棟と、地域包括ケア病棟で勤務してきていたので、運動器疾患の方よりも脳血管疾患とか内部疾患の方を担当する機会が多かったんです。


整形外科クリニックで働く、というのは自分の中で結構大きな挑戦。

 

ですから、入職してすぐに「産後リハビリを立ち上げたい」と主張をしてきたわけではないんです。最初の1年は修行だ!とすごく気合を入れて幅広く運動器疾患の勉強をしておりました。

 

そこで働きだして1年ほど経ったときでしょうか。

 

結構、飲み会の多い職場で、院長の先生とお酒を一緒に飲む機会も多かったのですが、その中の1回で…ついに先生に言ったんです。

「私、実は、産後女性のリハビリをしたいんです!」と。


で、お酒の席だったのもあって「いいねいいね〜」ってくらいで。その場での話は終わってしまったんですが、「ここで終わらせちゃダメだ!」って感じて

 

・自分が学んできた講習会や持っている資格
・そして実際に産後リハビリを提供している具体的な病院名
・産後リハビリを取り入れるメリット
・どうしてやりたいか
・産後リハビリにかける想い

を書いたスライドを次の出勤日まで作成して、朝礼前に「先生、お昼休みに少し時間いただけますか?!」っていう感じで院長の先生にプレゼンしたのが一番最初。始まりでした。

そのときは、「いい先生に恵まれたな〜」と、ただただ感謝をするって感じだったんですが、いま振り返ると、わたしは人生の節目で、何度も相手を変え、場所を変え、プレゼンをしているな、ということに気づきました。

捉え方によっては、自分の意思を貫く頑固な人なのかもしれませんが、自分が強情なだけでは現実は何も変わりません。

 

周囲を巻き込み、協力者を募る、という面では、ただ「自分がこれしたいから!」っていう思いをただを伝えるだけじゃなくって、相手にとってのメリットもきちんと伝える、客観的な事実を盛り込む、ということが“人の心を動かす”上で大事なのかな、と思います。

ちょっと長くなってきたので、残り2つはサラッといきますねー!

個人での活動をしていくにあたって、やってきたことの2つ目が…

②とにかくやってみる精神で行動した

これは①プレゼンをする、につながってくる話なんですが、自分一人だと「あれしたいな、こんなこともしたいな」と思ってはいても、行動しないとなかなか現実は変わりませんよね。

ですが、プレゼンをして協力者を募り、周囲を巻き込んでいくことで、自分一人で行動するよりも早く現実が変わっていきます

 

そうなると、もうね、ブレーキ踏んでいる場合じゃない場面も出てきます。

 

自分一人だと自信を持ちきれなくって「もうちょっと学んだら」「あのコースを受講し終わったら…」って感じに先延ばしできちゃうんですが、仲間がいるとそうもいきません。

ここで必要なのが「とにかくやってみる精神」

 

例では、協力者を募り…とお話ししましたが、仲間がいなくても、自分一人で行動している場合も一緒です。

 

\とにかくやってみる/

 

頭で「あぁかな、こうかな」と考えているのは、大抵「違った。」となります。自分には早いかな?と思ってたことも、案外いけるもんです。

大事なのは、ただ闇雲に行動するのではなく、きちんと「行動を振り返る」ことです。

個人での活動をしていくにあたって、やってきたことの3つ目が…

③自分の心と定期的に向き合った

②でお話ししたように、「とにかくやってみる精神」で、行動は軽い方がいいです。ですが、軽くどんどんボールを投げていくだけではなくって、1球1球をきちんと振り返ることが重要なのです。


例えば、産後ママのからだケア教室を
自分で立ち上げてやってみたとします。そこで、「楽しかったな」で終わるのではなく開催前〜今の瞬間までの一連の流れの中の

 

・何が楽しいと感じたのか
・何がしんどいと感じたのか
・それはなんでなのか
・どんな状況なら次もやってみたいのか

など、細かく自分の感情と事実を整理していきます。

この作業をして自己理解を深めることが「行動」の最重要項目である、と感じているほど、“結果”よりも私が重視してきたポイントです。

 

  • 自分はどんな時に楽しいと感じるのか?
  • どんなことに楽しさを感じるのか?
  • 心地いいと感じるのか?


これがわかってくると、
体操教室を再度やってみる!となったときにも

・人数は?
・場所は?
・進め方は?
・内容は?
・協力者は?
・時間帯は?
・募集方法は?
・対象者は?

全てが変わってきます。

もしかしたら働き方も変わるかもしれません。

それでいいんです。

そうやって自分の幸せな生き方や働き方を見つけていくのかな、と思います。


さて、今日もすんごーく長い話を
読んでくださり本当にありがとうございました。今日のようなお話に共感してくださる方には、私がやっております【CBS】がおすすめです。


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それではみなさん、ここまで読んでくださりありがとうございました。

徳嶋美希でした。