産後のからだケア

産後に受けるリハビリっていったいなに?

「骨盤矯正とリハビリって何がちがうの?」
「産後にリハビリって必要なの?」
そんな質問をいただくことが本当に多いです。

今日は、こういった皆さんの疑問を解消するために【産後リハビリとしてわたしが実際に取り組んでいること】をご紹介していきます!

妊娠・出産は病気じゃないって言うけれど…

初めにこの数字を見てください。
78.9%
これは妊娠中に腰痛に悩む女性の割合です。
そして次に、40%

これは産後1ヶ月の時点でもまだ腰痛に
悩まされている女性の割合です。
(妊婦および褥婦における腰痛の実態調査,理学療法学Supplement 2002(0), 739-739, 2003,村井みどり)

この数字を見てどのように感じましたか?
この文章を読んでいる方によって、
「案外多いな」「思ったより少ないな」と
受け取り方はそれぞれだと思います。

ここで注目したいのは、
妊娠・出産を終えてもスッキリと元のからだに
戻るとは言い切れないよ、ということです。
(これはこの論文の上での数値なので実際にはもっと多いんじゃないかなと考えています。)

妊娠・出産でカラダはこう変わる!

体のなかでどんな変化が起きているかは
この動画がめっちゃわかりやすいです。

妊娠中、赤ちゃんの成長に伴って
お母さんのお腹はどんどん大きくなります。

●お腹が大きくなることで腹筋が引き伸ばされたり
●赤ちゃんのスペースを確保するために肋骨が広って
●赤ちゃんの重みで骨盤底筋に負担がかかります。
●お腹が重くなってきて、腰を反るような姿勢になりやすくもなります。

出産でも赤ちゃんの産まれる道(産道)を作るために

●骨盤が動いたり、
●状況によっては会陰切開など

書き切れないほどお母さんの体は変化します。
(からだの動きに関わることをピックアップしています)(詳しくはコチラ)

理学療法士によるからだのケアって?


妊娠中・出産での体の変化は、
出産後に自然に元に戻るものもあれば
そうでないものもあります。

●関節をゆるめるホルモンの分泌や骨盤の関節の変化などは自然と元のように戻っていきますが、
●腹筋や骨盤底筋の筋力低下や
●妊娠中にしてきたからだの使い方などは、
ママ自身が意識してケアをしないと戻っていきません

そして、個人によって身体の状態は違うので、
ひとりひとりの身体のに合わせて
そのとき必要な運動や体の使い方をお伝えしていくこと
理学療法士によるケアの特徴です。
記事執筆を担当させていただいたコチラの記事でより詳しく解説しています。

どこでリハビリを受けられる?


理学療法士のいる産婦人科や整形外科のクリニックが増えてきています。
Googleで【市区町村 リハビリ 産後】などで検索してみてくださいね。
もし「調べでも見つからない!」とお困りの方がいたらいつでもお問い合わせ(リンク)からご連絡くださいね。

神戸市在住の方は…

わたしは神戸市垂水区にある
かわかみ整形外科クリニックで勤務しています!
痛みなどお困りの場合は是非ご受診くださいね。

「産後だからしょうがない」

わたしが今のような活動をしていくなかで
よく聞くのがこの言葉です。
いろんな方とお話をしているなかで
「赤ちゃんの抱っこがあるから痛くても
しょうがないんです。」と痛みがあるのに
それでも…と頑張られるお母さんが本当に多いです。

わたしも子育てをしている身なのでその気持ちは
本当によくわかります。でも、痛みがある状態を
『産後だから』の一言で終わらせてしまうのは
本当にもったいない。
意識を変えて1分でも10秒でも
自分のからだのために時間を使う。
生活の何気ない動きを変えてみる。
こんな些細なことで痛みが楽になるのであれば、
そんなhappyなことはないですよね。

そんなママのhappyを増やせるようにしていくのがわたしの目標です。